生命保険。しばらく前から「リビングニーズ特約」という特約が無料で付けられて、被保険者が特定疾患にかかった時に、死亡保険金を事前に受け取れる制度はあります。
しかし普通はかけた(契約した)場合、本人が死亡して家族などの相続人や受取人が請求してもらうもの。
つまり生命保険に入っていた事実を知っていないと、請求を失念することになります。
「一般社団法人 日本生命保険協会」の調べによると、失効した保険金(解約も含む)金額は50兆円となっています。
生命保険金の時効は3年(保険法による)です。
これを過ぎた保険請求は、拒否される可能性大です。
知らないうちに時効を迎え、忘れ去っていく・・・・
ある時タンスから保険証書が・・・
ということにならないように、加入している保険はノートなどに書き出して、家族に所在が分かるようにしておくべきでしょう。決して遺言書でなくてもよいのです。
書き残し方が分からないという方は、書店に「エンディングノート」というのが置かれていると思います。
これの書式に沿って記入していけばよいのです。
「自分は保険に入っているから大丈夫」
でも家族が把握していなければ何にもなりません。
ぜひ対策を!