相続税の税率変更が間もなくという時期ですが、お客様に「相続の準備は何かしていますか?」と尋ねてみると、
「今はまだ元気だから、そのうち考えるよ」と答える人がたくさんいらっしゃいます。
しかし、相続の準備は元気なうちにしかできないものです。
字が書けなくなると、銀行などの金融機関は往々にして書類を受け取ってはくれません。
また、認知症になってしまうと、生前贈与・不動産の処分・保険の加入など、様々な法律行為ができなくなります。
困るのは、残された家族です。
準備をしておけば面倒なことにならずにすんだのにというケースによく当たります。
(だから専門家がいるのでしょうが)
せめて財産の目録ぐらいは最低限作っておきましょう。